今回は穴馬を見つけるのにも役に立つメンバーレベルの考え方について書いていきます。
長年競馬をしていればメンバーを見た時になんとなくメンバーレベルが分かるものですが、初心者のころはなんじゃそりゃ状態でしたので、そんな方向けに何か役に立てばと思います。
レースレベル(メンバーレベルとは?)
そもそもレースレベルってなんぞやですよね。ここではざっくりと説明していきます。
そもそも競馬にはクラス分けが存在しています。
クラスは勝ちあがり制になっていて、
新馬未勝利→1勝クラス→2勝クラス→3勝クラス→オープンリステッドクラス→重賞クラス
当然上にいくほど馬のレベルは上がってきますし、勝ちあがるのはきつくなってきます。
そして上のクラスから下のクラスに下がることはありません、昔は降級などもありましたがね。
そこで問題が出てきます。
それはクラスで勝てずに頭打ちになってしまうということ、そして加齢でどんどん勝ちにくくなってしまうこと。
これによって同じ重賞でもレースによっては近走勝てていない馬が集まってしまい重賞にしてはメンバーのレベルが低いレースができてしまいます。
その逆もしかりで、勢いと力にありふれた馬が多くででくる高レベルな重賞も存在します。
そこに注目して予想しようというのが今回の記事の主題です。
重賞メンバーレベルの見分け方
ここからは具体的な見方について書いていきます。今回は重賞で見ていきましょう。
・ 高レベルメンバー
重賞の最高グレードになるG1、ここに出ている馬は現役の中でも選ばれた馬たちになります。
そしてG1を取るというのが競馬をなりわいにする人にとっては最大の目標になりますから当然ここを目標に体調をあげてきます。
となれば高レベルのメンバーになることは当然ですよね。
基本的にG1でレベルの低いレースはないと思っていいと思います。
・ 重賞にしては低いレベルのメンバー
これは出走する馬のほとんどが近走3着以内に好走していない馬ばかりのG1以外のレースになります。
G3レースによく見かけます。
メンバーレベルで見つけるおいしい穴馬の見つけ方2選
ここからは自分が実際にやっているメンバーレベルを使った予想の仕方を書いていきます。・ G1で好走している馬がG2以下に出てきたとき
先ほども書きましたがG1というのはメンバーレベルが高くなる傾向があります。
そこでそこそこ上位に入れるということは力があるということです。
G2やG3で1着から5着にはいるなどのそこそこの成績を上げていた馬がG1に挑戦して負けが続きまたG2以下に戻ってきたときは案外オッズが付くときがあります。
そんなときはねらい目ですね。メンバーレベル落ちるわけですから。
・ 一定の能力があった3歳馬が期待されすぎてしまうパターン
競争馬は基本的に3歳までは同世代の馬としか走りません。
3歳同士で好成績(3歳重賞で5着前後)をあげていれば当然期待も集まりますし、能力ももちろんあります。
そして期待されすぎて4歳以降で古馬と混じったときに自分のレベルに合わないレースに使われつづける馬も多いです。
そんな馬が着順を悪くしまくってしまうと、競馬ファン心理とすればそんなに強くないなぁという印象ができてしまいます。
そしてその馬の過去の実績をみんなが忘れかけたころに低いレベルの重賞に出てきて、元の能力の高さで好走するというのもあります。
まとめ
今回はメンバーレベルについて書いていきました。競争馬はみんな一生懸命走ってくれていますから正直メンバーレベルが・・という話をするのはあまり好きではありません。
それでも競馬の楽しみ方のひとつとしてメンバーレベルの考え方もありますから今回は記事にしてみました。
何かのお役にたてれば幸いです。
今回もブログを読んでくださりありがとうございました。
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