今回は競馬のレースペースについて書いていきます。

私も初心者の頃はよくわかりませんでした、なので今回は初心者の方でもわかりやすい様に書いていきますね。

まず競馬にはペース判断が3つあるんですがそれが以下の3つ。

・ スローペース

・ ミドルペース

・ ハイペース


今回はそれぞれのペースが競馬に及ぼす影響を書いていきます。

スローペース

・ペース判断基準(前半3Fが後半3Fより1秒以上遅い) ※3F(600m)

スローペースでは道中の追走が楽になりますので、馬自身の余力がたっぷりの中で競馬が進みます。

このありあまった体力をどこで使うか、それがレースの後半です。

皆さんも想像してほしいんですが、学生時代に体育の授業で50m走が異常に早い奴いませんでしたか?

自分のスピードの絶対値に限界がある以上、なかなかその人を負かすのはむずかしいと思います。

競争馬にも実はそういったスピードの限界値があるんですよね、それが瞬発力なんて言われたりもします。

スローペースでは、直線に入ってからよーいどんで加速するレースが多いです。

こういったときにスピードの絶対値が無い馬は、ここで抜かれてしまうのです。

ミドルペース

・ ペース判断基準(前半3Fと後半3Fの差がほとんどない)

個人的にミドルペースが一番馬の能力を問われるペースだと思っています。

全馬がまんべんなく体力を消費しますから、スピードの絶対値を炸裂させたい馬もスローペースよりは追走がきつくなり、体力がない馬は直線で自分のポテンシャルを十分に発揮できません。

スピードの絶対値と体力のバランスがいい馬でないときついですね。

ハイペース

・ ペース判断基準(前半3Fが後半3Fより早い)

ハイペースは前半からガンガン飛ばしていく競馬になり、前で競馬したい馬にとってはキツイペースです。

ただハイペースが結構面白くて、中にはハイペースで前を引っ張ってもそのまま残ってしまい馬もいるんですよね。これは体力がある馬がなせる技なんですが、道中飛ばしてついてくる馬の体力を削り切ってしまうことで直線では自分以外をヘロヘロにさせてしまうんです。

すごいですよね。

ただほとんどの馬は前で競馬を運んでヘロヘロになってしまいます。

そうなると馬群の後方でジッとしていた馬か、体力が異常にある馬が直線でバテた馬を抜かすように上がってきます。

まとめ

いかがでしたか?

競馬のレースにもいろいろあるのが分かっていただけたら幸いです。

最初のうちは紹介したざっくりしたペース判断でいいと思いますが、なれてきたら1Fごとのペースにも注目するとさらに面白いと思います。

今回紹介させていただいた知識が何かのお役にたてれば幸いです。

今回もブログを読んでくださりありがとうございました。